ビデオ編集

2012年8月27日 (月)

写真・動画・音声の素材データ取り込みスクリプト

JPEGの写真だけならともかく、RAWデータや、管理のし難い動画の.mtsファイル、更にハンディレコーダーからの.WAVファイルまで、日々の素材データ管理は頭の痛いところだ。これをどのように管理するのが良いか?色々と試行錯誤をし、様々なソフトを利用したりもしたが、結局自作のスクリプトのバッチファイルを利用して、半自動化する方法に落ち着いた。
今更では有るが、知人に質問されたところでも有るので、ここにちょっとまとめてみる。

 

扱うデータの種類

主なファイル種類として・・・
写真 → .JPG,.RAF(s5pro s3pro),.RW2(GH2 GF3)

動画 → .MTS(GH2 GF3)

音声 → .WAV(DR-07mkII PS401RM)
これらをカードリーダーか本体直結等の際、何処にどのようにコピーするかが、課題となる。

尚、極めて特殊な、GH2のHDMIダイレクトキャプチャの.movや、s5proからケーブル接続撮影のRAW(RAF)なども有るが、これらを除外し、更に、特別な仕事や大掛かりな撮影からの素材も別扱いとする(それらはプロジェクト単位での管理が妥当なので)。

 

データの保存先


基本的に全てのデータは、6TBのNASにコピーしている。一応RAID5になっているが、さほど信頼性が高くはない。日常のファイルは割り切ってこれに入れるのみとなっているが、重要性が高いファイルはこれと合わせて他に、ローカルディスクなどにも保存している。
先の分類に合わせ、写真・動画・音声とそれぞれ別のディレクトリに分けて保存する事とした。これは、写真と動画のファイル構成のルールがあまりにも違い、同一場所で管理すると収集付かなくなる為だ。この写真と動画を別のルールで、同じスクリプトから同時にケア出来るのが、このスクリプトの肝だ。

 

ファイル種毎のルール


写真
カード内のDCIM/10*_PANA等のディレクトリ内のファイルを全て、NASのPhotoというディレクトリ下に自動生成した年月日_時分のディレクトリにコピーしている。

動画
カード内のPRIVATEディレクトリ内のファイルを全て、NASのMovというディレクトリ下に自動生成した年月日_時分のディレクトリにコピーしている。
これは、FCPXなどのMac系のソフトがPRIVATE以下のディレクトリ構造を保持しておかないと認識出来なくなる問題を回避する為だ(実はこれが一番面倒なところ)。

音声
NAS内に設けた機種ごとのディレクトリ(DR07mkII)等に、rsyncというコマンドで差分コピーを行っている。ハンディレコーダーはファイル名を 年月日_連番.WAV としてくれるのでディレクトリをいちいち生成しなくても問題なく管理出来るためだ。

 

環境


これも一つの特殊事情では有るが、マシン環境としてMac Winが見事に混在している。作業比率としてはMac7:Win3程度で、基本的に同じ結果を出せるスクリプトをMac用にシェルスクリプト、Win用にコマンドバッチと用意している。これにより、どのマシンでカードなどをマウントしても、そこからいつものルールでデータの転送が完了出来る(サウンドファイルのみWinからを対象外とした)。

 

スクリプト


色々なHPを参考に素人が適当に作ったものなので、あまり賢くない処理も有るし、トラブルが発生しないとも限らない。あくまでもこういう方法も有るのだとの参考にとどめて欲しいが、一応その内容を紹介する。
#環境の違いによる、改変すべき点を細かくは記載していないので、内容が把握出来ない場合は、使用してはならない。

--------------Mac版シェルスクリプト(抜粋)---------------------
#!/bin/sh

echo "CamDiskCopy"

#####サーバディスク探索
i=NO

if [ -d /Volumes/NASdisk/Mov ]; then
i=NASdisk
fi

if [ -d /Volumes/NASdisk-1/Mov ]; then
i=NASdisk-1
fi
###↑NASの仕様かOSXの仕様か時にNASのドライブ名に-1が勝手に付いてしまう為
###NASdiskは、環境に合わせ変更

if [ $i = "NO" ]; then
  echo "No NASdisk !!!!"
  exit
fi

echo "Output= $i"

#####日時取得

DA=`date '+%Y%m%d'`
TM=`date '+_%H%M'`

echo "$DA$TM"

######読み込みディスク検証・書き込み

num=0
fnum=0
###GH2orGF3
##MovieFilleCopy
if [ -d /Volumes/NO\ NAME/PRIVATE ]; then
num=`ls /Volumes/NO\ NAME/PRIVATE/AVCHD/BDMV/STREAM| wc -w`
fi
if [ $num -gt 0 ]; then

MD=/Volumes/$i/Mov/$DA$TM
mkdir $MD
echo "GH2orGF3 MOV Filles Copy"
cp -r -v /Volumes/NO\ NAME/PRIVATE/ $MD
echo "$MD"
num=0
fi

##PhotoFilleCopy
#fnumsearch
if [ -d /Volumes/NO\ NAME/DCIM/100_PANA ]; then
fnum=100
num=`ls /Volumes/NO\ NAME/DCIM/100_PANA| wc -w`
fi
if [ -d /Volumes/NO\ NAME/DCIM/101_PANA ]; then
fnum=101
num=`ls /Volumes/NO\ NAME/DCIM/101_PANA| wc -w`
fi

if [ $num -gt 0 ]; then
PD=/Volumes/$i/Photo/$DA$TM
mkdir $PD
echo "GH2orGF3 PHOTO Filles Copy"
cp -r -v /Volumes/NO\ NAME/DCIM/$fnum\_PANA/ $PD
fnum=`expr $fnum + 1`
num=0
fi
if [ -d /Volumes/NO\ NAME/DCIM/$fnum\_PANA ]; then
num=`ls /Volumes/NO\ NAME/DCIM/$fnum\_PANA| wc -w`
fi

if [ $num -gt 0 ]; then
PD=/Volumes/$i/Photo/$DA$TM
echo "GH2 PHOTO Filles Copy2"
cp -r -v /Volumes/NO\ NAME/DCIM/$fnum\_PANA/ $PD
num=0
fi

##DR07mkII_Copy
if [ -d /Volumes/DR-07MK2/MUSIC ]; then

RD=/Volumes/$i/DR07mkII
echo "$RD"
echo "DR07mk2 media Copy"
rsync -r -v -u /Volumes/DR-07MK2/MUSIC/ $RD

fi
----------------------------------------
※/Volumes/NASdisk/Mov 等の部分は環境に合わせる
※102_PANA等ディレクトリ名の更新に合わせ#fnumsearchの処理を増やして行く
※s3Pro s5proは##PhotoFilleCopyの処理を改変して追加
※PS401RM用もDR07mkII_Copy同様に追加する
※上記を.commandの拡張子で保存し、ターミナルでchmodコマンドでパーミッションを0766に変更する

----------Win版コマンド バッチファイル(抜粋)---------------------
REM GetTime
set yyyy=%date:~0,4%
set mm=%date:~5,2%
set dd=%date:~8,2%

set tt=%time:~0,2%
set ff=%time:~3,2%

set ymdt=%yyyy%%mm%%dd%_%tt%%ff%

REM DiskSearch

set idir=A

if exist "F:\DCIM" set idir=F
if exist "G:\DCIM" set idir=G
if exist "H:\DCIM" set idir=H
if exist "I:\DCIM" set idir=I

if %idir% equ A goto STEP3

REM GH2orGF3photoCopy
if exist "%idir%:\DCIM\100_PANA\*.JPG" (
set fnum=100
goto PROCESS1
)
if exist "%idir%:\DCIM\100_PANA\*.RW2" (
set fnum=100
goto PROCESS1
)
if exist "%idir%:\DCIM\101_PANA\*.JPG" (
set fnum=101
goto PROCESS1
)
if exist "%idir%:\DCIM\101_PANA\*.RW2" (
set fnum=101
goto PROCESS1
)
goto STEP2

:PROCESS1

xcopy  /e /i %idir%:\DCIM\%fnum%_PANA S:\Photo\%ymdt%

goto STEP2

REM 動画ファイルコピー
:STEP2

if exist "%idir%:\PRIVATE\AVCHD\BDMV\STREAM\*.MTS " goto PROCESS2

goto STEP3

:PROCESS2

mkdir E:\test\mov\%ymdt%

xcopy  /e /i %idir%:\PRIVATE S:\Mov\%ymdt%

goto STEP3

:STEP3
pause
----------------------------------------------------------
※DiskSearchの部分にカードリーダーによってマウントが予想されるドライブレターの分追加する
※s5proはGH2orGF3photoCopyの部分を改変して追加する
※S:\Photo S:\Movの部分は環境に合わせる
※WIN版はrsyncがインストールしないと使えないので音声系は省略した
※カメラがフォルダー番号を更新し、二つの番号のフォルダーが存在する時に正しく動作しない
※xcopy  /e /i %idir%:\DCIM\%fnum%_PANA S:\Photo\JPEG\%ymdt% /EXCLUDE:E:\test\rawList.txt と変更しrawList.txtに.RW2と記載するとJPEGだけがコピーされる。

上記スクリプトをバッチファイルとしてデスクトップなどに配置しておき、SDカードをマウントした際にダブルクリックで実行する。
カード内のファイルを削除したり、前と同じ画像をコピーしないようにする等の処理は加えていないが、逆の事故を減らす為に敢えてそのままにしている。

閲覧

写真 Photo以下のディレクトリをAdobeBridgeで閲覧すれば、必要な画像は容易に見つけられる。

動画
カメラから出力されるAVCHDの.MTSのファイルブラウジングは非常に頭の痛い問題で、Macでは絶望的となる。Winでは以前はSonyのHandyCamに付属したPictureMotionBrowtherが大変重宝していたが、最近の更新で使用不能となり、現在はGoogle提供のPicasaに.mtsを見れるプラグインをインストールして利用している。Movディレクトリ以下を時系列で並べてくれるので非常に便利だ。
※Mac版のPicasaでは.MTSは表示出来ない。MacではFCPXで、.movに変換したファイルをベースに管理するより無いが、この辺りのところはまた次の機会に(8.28追記)

音声
ファイルの扱いは簡単だが、後で探すのにもっとも苦労するのが音声ファイルだ。何しろサムネールというものが存在しない。こればっかりは、自力で必要なものを名前を付けて別に整理するより無い。

まとめ

完全とは言い難いが、これらのバッチファイルによる処理で、快適さと安心感は大幅に向上した。スクリプトの自作は、自分の環境に合わせ、自分に都合の良い処理をカスタマイズ出来るところが魅力だ。制作と調整には少々手間がかかるが、汎用ツールと自分の環境との不整合に苛つくより、遥かに精神衛生上良いかと思われる。               .

2012年1月22日 (日)

GH2 公式新ファーム HBR モードの 30p の扱い

昨年12月に公開された公式新ファームによりGH2でも30pでの撮影が可能になった。メーカーによると編集に向く30pとの事だ。
しかし、この30pは時にややこしい問題を引き起こす。それはセンサー出力は、30pで有るが、記録フォーマットとしてはAVCHDの規格に合わせて60iとして記録されているからだ。
60iを60iのまま編集し、それがネイティブに再生できる(普通のTVなど)で視聴するには、特に問題ない。しかし、パソコンでの視聴などを前提とする場合、どこかでインターレース→プログレッシブの変換が掛かる。これにより、時に解像度が劣化したりジャギーが目立ったりしてしまう。

そもそも、本来の60iは1/60秒毎に奇数ライン偶数ラインを交互に記録するので、1/30秒単位でみれば1/60秒ずれたタイミングのラインが描写される。これが、プログレッシブ表示の際、ラインが見えてしまい不自然になる。

CGで60i動画を作成し、プログレッシブ表示された一駒。

1


これを防ぐために、編集ソフトは勿論、再生ソフトにもデインターレースという機能が存在する。簡易には単に全体的に上下にボカしてラインを目立たせなくするが、高度なものでは前後の変化を見てその処理を調整する。

このデインターレース機能、元々が30pのデータを60i記録しているGH2 HBR動画の際には、逆に仇となって解像度を低下させたり無駄なジャギーを出現させる要因となりうる。
編集ソフトでこの辺りの設定の適否を調査してみた。


FinalCutPro X

基本的にプロジェクト(シーケンス)の設定関連で出来る事はない。
Compressorの書き出し設定に依存する仕様。プロジェクトは、60iにしておき、Compressorの書き出しで30p化するのが良さそうだ。CompressorはMpeg4の場合インターレースには出来ないようで、60iで出力したい場合はMpeg2にした方がよい。

★駄目なパターン
◆プロジェクトの設定が30pだとCompressorの出力設定に関係なく、ジャギーが発生する。
3

◆60iのプロジェクトであっても、フレームコントロールのウインドウ内にデインターレースの設定が色々と有るが、これをいじってもこのGH2 HBRの30pは何らかのジャギーが発生する。
2

★良いパターン
◆60iのプロジェクトを30pの出力で(mpeg4なら未設定で)Compressorのフレームコントロールをオフにし出力すれば、全うな出力が得られる。Mpeg2の場合はプログレッシブを指定する。
4


Vegas Movie Studio HD Platinum 10

Vegasでは、プロジェクト設定内にインターレース除去を設定する項目が有り、これにより一元的にインターレースの扱いを管理できる。確認したところ30pへの出力の場合、プロジェクトの設定が30pでも60iでも関係ない様だ。

★駄目なパターン
◆インターレース除去設定→「補間フィールド」、ジャギーが発生する。
5

◆インターレース除去設定→「フィールドブレンド」、ボカされ解像感が減る。
6

★良いパターン
◆インターレース除去設定→「なし」、問題なし。
7
◆他にクリップ毎のメディア設定をプログレッシブに変更する事でも同様の結果が得られる。
8


FinalCutPro 7

FinalCutPro 7ではクリップの項目の情報→優先フィールドを「なし」にする事で、問題のない出力が得られる。60iのシーケンスに対しCompressorのフレームコントロールをオフにすることによる方法で問題ない。
9

Compressorのフレームコントロール設定のデインターレースは、本来の60iには非常に有効に機能する。

◆先のCGで作った60iに対し、デインターレースをフルに効かせると下記の様になる。
10


まとめ

60i記録の30pから正しい品質の30pを得る事が可能であるが、ちょっとした設定のミスで誤った出力結果を得やすい事が判った。絵柄によってはそのミスに気がつきにくい事も有ろう。やはりGH2がネイティブに30pフォーマットとして吐き出すことがベストなのは間違いない。
また、FCPXは、個人的には今回の様に詳しく機能を確かめながら行う作業の際には、あまり判りやすいソフトとは言えない印象を受けた。むしろVegasのプロジェクト設定の方が明解で、ミスを防ぎやすいであろうと思われた。

2011年6月27日 (月)

FinalCut Pro X

週末中に、購入してテストを始めるつもりでいたが、結局様子見とすることに
決めた。
最大の理由はMacPro2008Earyの我がマシンは、ビデオカードを入れ替えないと
インストールすら出来ない為だ。
しかし、それだけならこれを機会に新しいビデオカードを導入して・・・・と
散々悩んだが、そのマイナス面を乗り越えてくる魅力を感じなかった。
今までFinalCutを使っていた大きな理由は、プロ用ソフトらしく、どんな機能でも
網羅されている、懐の深さから来る安心感!これが最大の魅力だった。
インターフェースは多少癖があっても、これだけ高機能ならどんな色編集も自在に
瞬殺となるFinalCutのColorが、ずいぶん簡易なものになってしまったそうで、これ
では魅力半減といえる。

機能は限定されても、UIが親切で気楽に使えるのがよければVegasで沢山、と言う
よりVegasの方が肌に合いそうな気もしている。
これを機会にPro版のアップグレードを大幅にディスカウントしてくるのではないか
と期待して、ちょっとApplleに反抗してみるのも一興かと考えた訳だ。

2011年5月 8日 (日)

MediaExpress2.3

久しぶりの動画ネタである

BlackMagicのIntencsityProに付属されるキャプチャーソフトMediaExpress3.0の
リリースがアナウンスされた。落とせるかと思い見に行ったら、6月から〜との
こと。一応最新版を確認してみると・・手持ちは2.2最新は2.3!
早速落として動作を確認。
非常にニッチな話であるが、このアップデートでキャプチャー時にProResで60i
収録が可能になっていた。
「普通でしょ」と言われそうだが、59.94iでなく60.00iだ。
今までは非圧縮に近いフォーマットでしかそれが出来なかったが、めでたく60i
ProRes422が使える。
誰が何に使う?勿論GH2がHDMIで吐き出す際の残念な仕様60.00i対応だ。
これでGH2から高画質の映像が好きなだけ撮れる。但し私の場合MacProから3m
以内であるが(爆笑)。

2010年8月 3日 (火)

GH1の24PとFinalCutProは相性が悪い?

GH1は、改造ファームのおかげで、1920x1080 24pというなんともカッコいいフォーマットで
撮影することが可能となり、これを常用している。
これまでは、編集にVegasを使用していたので気にならなかったが、FinalCutPro7で編集したら
大きな問題にぶちあたった。
肝心な解像度がでないで、ジャギーが発生してしまうのだ。
FinalCutの場合、GH1の様なAVCHDカメラのデータは、「切り出しと転送」から、ProResに
変換し、シーケンスに読み込む事となるが、シーケンス上に配置した際に解像度が
劣化してしまっている。
100803sc1
 ↑FinalCutの画面上の差異、右の柄杓の柄は、明らかにジャギジャギになっている。

何が原因なのかと、丸一日悩んでしまった。
元のProResデータを直接開いても問題ない、シーケンスの設定をいろいろ変えても解決しない。
試しに同様の変換をShakeやVegasでやっても、解像度の低下は見受けられず、FinalCutだけの
問題のようだ。

さんざん調べたあげく、妙な表示のところに気がついた。
100803sc2
 ↑24pの筈が、48iと表示されている。

初めは、単に表記がおかしくなっているだけだろうと思っていたが、どうもそうではないようだ。
AVCHDデータのディレクトリ構成内のCLIPINFというのを確認するソフトを使って、情報を
みると、やはり48iとなっていた。
おそらく、映像データそのものは24pで記録されているが、CLIPINF内の情報により「48iとして
使用せよ」と指示されてしまっているものと思われる。
AVCHDのディレクトリ構成を要求するFinalCutは、それを素直に受け取り、48iとして編集しようと
しているのではなかろうか。

取り込まれたクリップの「項目の情報」→「形式」→「優先フィールド」をみると、案の定
「上(奇数)」とインターレースの扱いになっており、これを「なし」に切り替える事で、
無事、解像度の問題は解決した。
100803sc3

しかし、これ操作性悪いし、複数のクリップまとめて操作できないし、だいいち、うっかり
忘れそうだし・・・・・・・・。
勿論、CIPINF内に誤った情報を残してしまっている改造ファームのGH1が悪いとは、言えるのだが、
他のどのソフトでも同様の問題が起きない事をふまえると、FinalCutのAVCHDの解釈がちょっと
特殊と言わざるを得ない気がする。

FinalCutもうちょっと進歩してほしいと痛感した。
 
 
 
 

2010年6月29日 (火)

モニター環境

メインモニターは、三菱のRDT261WHを愛用している。AdobeRGB対応のうえ、
バランスが良く扱いやすい特性のため大変気に入っている。
サブモニターとしては、IO DATA LCD-AD202Gという、特にグラフィック用と
して評価のあるわけでも無いモニターを使用しているが、これはこれで役に
立っている。
sRGB相当の地味なモニターなので当然メインモニターとルックが合うわけも
なく、違和感は勿論有る。しかし、それを逆手にとり、色域の狭い地味な
表示のモニター上でのルックのチェックをする目的に大変役に立っている。
ウインドウを左右に移動させるだけで、両極端なモニターでの見え具合が
簡単に確認できるのが、実に有り難いのだ。

もう一つおまけのモニターとして、SONYのブラビアKDL-19J5という、
安売りで手に入れた液晶テレビを、BlackMagicのIntensity経由で接続
している。これは、60iの動画を正確に見る為と、民生テレビでのルックを
チェックする目的なのだが、これまた結構役に立ってしまっている。
決して高いランクのモニターではないが、逆に素直な特性の為、絵のまと
まりがよく、動画については結局このモニター基準でトーンを決める事が
圧倒的に多くなってしまった。
同じモニターで、普段テレビ番組も見るので(仕事中にだらだらと)、
普通の映像がどう映るか、よく把握できているモニターとなる。

映像制作にしろ、グラフィック制作にしろ、目の玉が飛び出るような価格の
ハイエンドモニターをマスターモニターとして使用する事を推奨される
傾向に有るようだが、個人的には、あまりその考え方に納得できないでいる。
優秀なモニターである事がベターである事は、間違いないが、どんなモニター
でも必ず癖はあるし、得手不得手も存在する。ましてや、そのモニターの
ルックが、エンドユーザーの環境とどの程度の差異があるかなど極めて重要な
問題もクリアできているか疑問となる。
ならば、特性の違う幾つかのモニターでチェックできる環境を用意したほうが、
遥かに汎用性のあるデータが作れると考える訳である。

ちなみに、第4のチェックモニターとしてiPadも非常に優秀だ。なぜなら
そのまま持ち出して人に見せられるし、皆持っているから。
 
 
 
 
 
 

2010年6月28日 (月)

vegas10 アップグレードしてみて

結局すなおにvegasHD Platinum 10 Suiteにアップグレードをしてみた。
ドル払いで安くする方法も有るようだが、面倒なので普通に¥5300 で
済ませた。
どちらにせよ、機能を考えるとバカみたいに安いソフトと思える。

で、何が新しくなったの?どうよくなったの?・・・あまり目立った変化が
見つけられない。
確かに扱えるビデオトラックが10に増えたのは嬉しいが、
あまりそういう使い方はしていない(そういう目的ならShake使うし)。

地味ながらビデオFXに「色補正(セカンダリ)」というのが追加されているが、
これは、かなり細かい調整の出来る秀逸なツールと言えそうだ。
調整範囲を限定できる、かなりプロ的な作りになっており、今まで簡易な
補正しか出来ないと諦めていただけに、この地味なツールだけでもアップグレードの
価値はあった。
大きな進化ではなかった様では有るが、アップグレード料も安いので、この程度でも
十分と感じた。
逆に言えば旧バージョンでも致命的な弱点がなかったとも言える。

価格帯から言えば、完全にアマチュア向けのツールなのに、妙なところで
本格的だったり、インターフェースがFinalCutより直感的だったり、
相変わらず、面白い存在感のソフトだとつくづく感じた。
これからも手放せないツールとして、君臨していきそうである。
 
 
 
 
 
 

2010年6月22日 (火)

Vegas10

Vegas10のアップグレードの案内メールが来た。
かなり気に入っている編集ソフトなので、勿論アップグレードはする予定。
問題は、これを機会にPro版にアップするか(今はPlatinum)どうか?

FinalCutPro有るから別にVegasは、Platinumで十分とも思えるのだけれど、
3DCGではなく、カメラLumixGH-1からの動画編集はもっぱらVegasが
主役となってしまっている。
Platinumの唯一の不満点はBlackMagicのカードから外部モニターに出力でき
ないこと。それをしたければFinalCutの方を使えばいいとも言えるのだけれど・・。
でも、タイムラインにいきなりAVCHDのファイルドラッグできる快感は、
捨てがたい。
というか、もう少しFinalCutでのAVCHDの扱いが便利になってくれればそれで
いいんですけどね。