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2014年8月10日 (日)

OLYMPUS ZD II 14-54mmとGH4

GH4のレンズの悩み・続編

マルチカム撮影時の2nd用にOLYMPUS ZD II 14-54mmを買ってみた。
実際使ってみると充分メインにも使える非常に重宝なレンズである事が判り、実際これ一本でGH4で4K撮影も試みたところ、非常に素晴らしい映像が撮れる事が判った。
4/3動画撮影のレンズ選びと言う観点も踏まえレポートしてみる。
Dscf4690
ZD 14-54mmは、フォーサーズ用の標準系定番として人気の有ったレンズで、フォーサーズの評価を得る為にか?オリンパスも気合いを入れて開発したものと思われ、品質も高くバランスの良いレンズだ。しかし、最近は他のマウントに移った人が手放し、中古市場に安く出回っていて3万程度で買える様になった。
他に12-60SWDという選択も有ったが、店頭で試させてもらった際、AF時チッチッチッと断続的にフォーカスを送るような音がし(ネット上で他にも同様の報告有り)相性が悪いかと懸念され見送り、14-54mmに落ち着いた。
 
先に、ZD 14-54mmの短所だが・・・
 
・手ブレ補正が無い(オリンパスだから当たり前)
・AFが遅い(AFCは作動しない)
・F値が変る
 以上だ、
この短所が何らか引っかかる撮影に於ては使用しないのが正解だ。
つまりこれ一本のメインレンズには少々無理が有る。
 
長所は、以下のようになる。
 
・画角
4K時35mmフルサイズ換算で35-135mm
 3.86倍と倍率的には、それほど目立った値では無いが、画角のレンジが非常においしいゾーンと言えよう(GH2で使用時は27-103mm)。
 
・画質
充分にして丁度良い解像感
 フォーサーズ用竹レンズだけ有り、全域でカリカリしすぎない範疇で解像し、抜けも良く、歪曲や収差など目立った弱点も無い。
 
・機能上のメリット
絞り制御出来る
 フォーサーズレンズなのでアダプタ経由でもSオート時に露出補正が可能。これが出来ないニコンマウントなどのアダプター経由レンズは、条件を選ぶ事となる。
 
マニュアルフォーカスの操作性が良い
 電動マニュアルフォーカスであるが、自然な動作感で、リングの回転角も大きく、マニュアルフォーカスが非常にやりやすい。
 
電源オフ時フォーカス位置が保持される
 購入後に気が付いた事なのだが、MF時電源を一度オフにしてもフォーカス位置がリセットされない。これは後述のライブ舞台撮影等で絶大なメリットとなる。
 
 
GH4に限らずパナソニックのm4/3機は電源オフ時にフォーカスの位置をリセットしてしまう(オリンパス機は回避する設定が出来る)。
これは、ライブや舞台などの撮影に於いて非常に困った仕様となっている。通常マルチカムの各カメラのセッティングは開場前のリハやゲネプロ時に済ませるのだが、その後本番までは一時間以上の間が空く。この間電池の消耗を防ぐべくカメラの電源を落とすとパナ純正レンズはフォーカスがリセットされる。この為、電源をオフにしておく事は避けていた。また細かい事として、スリープならフォーカスポイントは保持されるのだが(この事実は最近知った)、スリープ解除はリモコン端子からの半押しシグナルでは出来ない。これらの諸々が重なり、このカメラセッティング完了後、本番撮影までの待ち時間は、妙な緊張感の有る落ち着かない時間を過ごしていた。電源オフでフォーカス位置が保持され、且つ露出オートがフル機能使えるこのレンズは非常に貴重な存在なのだ。パナソニックの開発サイドでもう少しこの様な現場の悩みを理解して欲しいと感じる。
 
Dscf4688
パナの12-35と較べひと回りは大きい、GH4なら、何とか許容出来るサイズ。
お約束の角型フードはMinolta D70KA 67mmのフィルタにぴたりと取りつけ出来る。
 

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