« GH4 本体オーディ入力の実力 | トップページ | GH4のレンズの悩み-part2+小ネタ »

2014年5月31日 (土)

GH4のレンズの悩み-part1

GH4だからというわけでも無いが、そもそも、マイクロフォーサーズは、動画撮影のレンズ選びか、悩ましい。
 
あれ程パナソニックは動画に力を入れているのに、フットワーク良く撮るミドルレンジの標準ズームレンズを出してくれていない。
12-35mm F2.8は、明るく描写も素晴らしいが、望遠側が短すぎる(広角ズーム)。
35-100mm F2.8は、逆に広角側が狭過ぎる(望遠ズーム)。 勿論、14-140mmなら、画角的には満足だが(オールズーム)、如何せん暗すぎる。
 
動画用の画角としては、ズバリ35mm〜150mm(35mm換算)辺りが頻度の高いゾーンと思う。
ズーム一体のビデオカメラも、このゾーンは外さない物が殆どの筈だ。
標準レンズの画角を中心に、弱広角と中望遠までをカバーして欲しいわけだ。
しかし、マイクロフォーサーズ用でこの領域を一本でカバー出来る明るいレンズが存在しない。
 
今回は、何とかこのゾーンを明るいレンズでカバーできないか?との試行錯誤をお伝えする。
 
先ず、単焦点で私が良く使うレンズは下記の通りだ。
Panasonic 20mm F1.7
Voigtlander ULTRON 28mm F2.0
Voigtlander Nocton 40mm F1.4
Nikkor 50mm F1.4
Nikkor 85mm F1.8
Dscf4630
見事にメーカーがバラバラなのは、ともかくとして、他に
Olympus 12mm F2.0が有るのだがあまり使っていない。
やはり、20mm〜85mm辺りがメインとなっている。
 
ズームとして良く使用しているのは
Panasonic 12-35mm F2.8
SIGMA 18-50mm F2.8
SIGMA 24-70mm F2.8
Nikkor 80-200mm F2.8
以上の4本なのだが、最も良く使うのは24-70mmだ。しかしこれも広角側が少々狭く望遠側も短い。
Dscf4634
 
取り合えず、GH4が4K撮影時にクロップされ、画角が狭くなる事の対策も考えて最近流行のフォーカルレデューサーレンズ入りのマウントアダプターを購入してみた。
Dscf4637
エムユーケイカメラサービスにてFocal Reducer NFG-MFT RJ 17800円というものだ。
Gタイプも使用出来るとか、値段が安いとかの理由もあったが、それ以上に、エヌユーケイカメラサービスのサイトを見て、面白そうなものが沢山あり、一度訪ねてみたかったというのも、これを選んだ理由の一つだ。つまり、この悩みの打開策のヒントを貰いに出かけてきた訳だ。
実際訪ねてみると、この商品に限らず、あこがれのAngeniuex12-120を1.2xコンバーターでBMPCCでケラレずに撮影出来るための試作中のアダプターを見せてもらえたり、放送用2/3レンズをm4/3に使用可能としたアダプターとのセットを触らせてもらえたりと、大変親切に対応してもらえ、マイクロフォーサーズで本格的に映像撮影をしようとする者には聖地と感じる程、興味深いショップであった。
さて、肝心なそのNFG-MFT RJだが、簡単な試写では、特に問題なく機能しているようで、値段の割に充分使えそうな印象だった(詳しくは後日)。
 
これを使用すると、焦点距離が0.71倍F値が一段明るくなる訳で、
SIGMA 24-70mm F2.8が、17-50 F2.0に
Nikkor 80-200mm F2.8は、58-144 F2.0に、
いかにもボケが利きそうなレンズに化けてくれる。
これによりセンサーの小さいマイクロフォーサーズの弱点を吸収してくれ、APS-Cと同等の結果が出せる理屈となる。
特にGH4の4Kモードでは使われるセンサーの領域は、幅14.4mmとBMPCCに近い値となるので、このレデューサー入りアダプターの意義が大きくなる(GH2 18.8mm GH4 FHD 17.3mm)。
つまり、この0.71倍のレデューサーレンズは、GH4の4Kモード14.4mmのセンサーを事実上20mmに拡大してくれるとも言えるわけだ。
 
ここからが本題なのだが・・・・・・
このF値が一段分小さくなる効果を生かしてF2.8通しでないレンズも実用になる訳で、例えばNikkorの24-120 F4.0とかSIGMAの24-105 F4.0等も生かせる事となる。そうなると先の35mm〜150mm(35mm換算)F2.8以下も現実味を帯びてくる。
しかし、これとは別の道としてAngeniuex12-120 F2.2をGH4の4Kモードで使い、ケラレ分を後処理のトリミングで回避して使用する考え方もある。2割程度ケラレてもまだ3K以上有るので充分実用になると言う考え方だ。
更には、前述のエ厶ユーケイカメラサービスの1.2倍マウントアダプターの商品化を待つと言う手も有りだ。
 
今回このレデューサー入りアダプターと言う物に触れて判ったのは、マイクロフォーサーズなら、内部にレデューサーレンズを入れて、F2.0通しの3倍ズームやF2.8通しの4~5倍ズームも商品化出来る筈だと言う事だ(実際オリンパスにはフォーサーズ用としてF2.0通しのズームが非常に高価だが存在する)。
NIKON CANONの35mmフルサイズ前提のレンズラインナップをまねて、換算画角とF値を同じにするマイクロフォーサーズのレンズのラインナップ手法に拘っていては、新たな本格的な動画ユーザーを取りこめ切れないと思えてくる。
パナソニックから18-90mm F2.8辺りのレンズがリリースされる事が期待される。

« GH4 本体オーディ入力の実力 | トップページ | GH4のレンズの悩み-part2+小ネタ »

映像機材」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: GH4のレンズの悩み-part1:

« GH4 本体オーディ入力の実力 | トップページ | GH4のレンズの悩み-part2+小ネタ »